2012アイアンマン西オーストラリア参戦記
槇本 深 (ふうさん)

今回で3度目の参加となるアイアンマン西オーストラリア。

今の私の力では、完走できるのはここしかない。

ここがあるから、アイアンマンのはしくれでいられます。

とてもありがたい大会です。

泳ぎやすい海、フラットなコース、涼しい気候。

世界中のアイアンマンの中で、もっともハードルが低いと思われる。

この西オーストラリアだが、今回は勝手が違った。

結構厳しいレースとなった。

プレレース:

12/5()

15:30 函館--1700羽田

娘と合流し、用もあったので少しはやめの便となった。

12/6()

 

030羽田--650(現地時間)シンガポール(750日本時間)

755シンガポール--1310パース

1500パース--1800バッセルトン

直行便がなくなり、シンガポール経由しかなくなった。

シンガポール航空はサービスがよいという評判だが、荷物の重量制限がとても厳しい。

容赦なく超過料金を取られる。

ファーストクラスの客の名前は全部覚えるそうで、トイレも入った後は直ちに清掃している。

それはいいのだけれども、荷物の重量制限緩和の方がありがたい。

荷物は最小限に。

アンダーシャツはなし。全部Tシャツと兼用。

バイクケースに入れたものも全部記録しておく。

帰りも同じにする。

などなど、厳重な管理が必要。

バイクの梱包も制限重量と寸法を守る。

チェーンやリアディレイラーまではずす大作業となる。

しかし下手をすると往復で数万円のペナルティを課せられ、ビジネスクラスなみの費用がかかることもある。馬鹿に出来ない。

バイク荷物が20kgまで。

あとは機内持ち込み7kgまで。

その制限内でシビアに持っていくもの、

もって行かないものを選別する必要があった。

 

直行便なら10時間少々で着いた。

シンガポール乗換えなら3時間ほど余計にかかる。シンガポールの乗り換えゲートで呼び止められる。

ETUSというオーストラリア入国ビザをWEBから手続きをしていた。

私の誕生日にミスタイプがあり、すったもんだでやっと通関。

入国ビザは、プリントをとって、確かめること。念のためプリントを持っておくほうがよい。

 

同行の赤浜さんも、乗り換えゲートになかなか現れない。

風邪でおなかを壊し、トイレにこもっていたらしい。すこし遅れて3人で通関した。

 

それにしてもシンガポールはきれいな、ちりひとつ落ちていない街。

空港も同じ。

つばをはいたり、ごみを落とすと、一日間清掃業務に強制労働させられるらしい。

麻薬や覚せい剤の持ち込みはきわめて簡素で速やかな裁判で死刑。

知らない人からの預かり荷物など絶対に持ち込まないこと。

潔癖で無菌的な国。

なんとなく東南アジアですといった、だるさとぬるさを感じさせるマレーシアとは大違い。

 

子供たちはほとんどめがねをかけている。猛烈な受験戦争の戦士たちだ。

敬意は払うもののなんとなく居心地の悪いところだ。

アバウトな私には相性が悪そう。

しかしシンガポールを中心に考えると、中国、インド、日本、東南アジア、オーストラリア。それらの中心に位置して、どこにもすぐにいける。ほんとにいい場所にある。

 

それはさておき、函館東京間と、パースバッセルトン間の移動を加えると、移動だけで丸1日かかる大旅行となった。

夜は中華レストランのダイナスティで夕食。

夕食後バイクを組みたてる。ディレーラをくぐらせチェーンをつなぐところで毎回苦労する。

本日はここまで。

あとサドルバックとボトルケージが無い!!もってきたはずなのに

搭乗ゲートをくぐるとき、金属のものをまとめて袋に入れて、その袋ごと忘れたのではないか?

現地調達すると結構出費だなと気分がへこむ。

新品のタイヤはパンク時のスペアには向かない。適当なゆるいタイヤを探さなければならない。

バルブアダプタとシーリングテープの工作も微妙。

ボトルケージもエキスポにはブランドものの高いやつしか置いていないだろう。

あす午前中一杯サバイバルツールの調達に時間を費やす事になるだろう。

夜は冷たい風がぴゅーぴゅー吹いている。時折雨が混じる。

 

12/7(金)

普通は朝の545分、試合と同じ時間に試泳をしたいところ。

しかし外は寒く、風が強い。海は、見に行ったが、結構荒れていて、だれも泳いでいない。

もしレース当日に、この海の状態ならスイム中止になるだろう。

朝もやのなかのジェッティ入り口。やっとジェッティの改修が完了し、先端までいけるようになりました。トロッコも走ります。風が強く、海は荒れている。とても寒い。

 

ホテルに引き返す。朝食はホテルで。

歩いて大会本部に受付へ。

選手名簿をみて唖然。ゼッケンナンバーが書かれていない。

ネットには出ていた。プリントしてもって来るべきだった。

ゼッケンナンバーは姓のABC順。

コース中のライバルチェックは難しい。

なるようにしかならない。

 

さてエキスポで買い揃えなければならないものがたくさんありそう。

一度帰って、必要なものを書き出してからエキスポに来よう。

ホテルに帰ると、なんと、娘のトランクにサドルバックや他の装備一式が入っていた。

出てきた荷物。サバイバルキットのほかにDHバー専用ボトルケージ、電子辞書、携帯原稿書き用キーボードなど。総額5万を超える。でてきてよかった。

 

重量調整で移したことをすっかり忘れていた。

これで、へこんでいた気分が少し良くなってきた。

梅澤さんに、バイクを見てもらう。

昼は去年ステーキとニョッキを食べた、ジェッティの根っこにあるグースというレストランに行った。

グースの中。シーフードシチューとサラダ、パン。をオーダーした。

 

なんと、二つともメニューから消えていた。

シーフードのシチューのようなものとサラダとパンをたのんだ。

シチューはまずまずだった。パンは味がない。ほとんど食塩を含まない薄味。

これはオーストラリア料理に共通している。

あと、肉でも魚でも、ソーセージや、卵やパスタでも全部焼きすぎ煮すぎ。

水分がなくなってカラカラしている。

文字通り、ハードボイルドな味。これには参る。

お好みのメニューが消えてがっかりした。

 

昼からは、バイクライド。

コースの幹線部分だけ往復28kmくらいを試走した。

追い風で40km、向かい風で20km。アベレージ30km近くで流せた。

これは調子良いと思った。夕方からは、カーボパーティ。

 

 

なんとか水で流しながら腹に詰め込んでむりやり食べた。

マッキーはおいしそうにバクバク食べている。これは適わない。参った参った。

体がだるく、食べ物の味がまったくしない。

疲れているのだろう。

その後は早めに眠る。

 

12/8(土)

朝は天気が少し良くなっていたのでスイム練習。

風は大分穏やかになったが、まだかなりある。

なんとか泳げなくはないという程度。

水の感触を確かめる。

明日はもっと天気が良いとの予報。

なんとかなるでしょう。

前に2回バッセルトンに来ているが、ジェッティが工事中で閉鎖されていた。

今回、改修が完成しており、トロッコも先端の海中水族館も復活していた。

11時に予約を入れ、トロッコに乗り込む。

歩くのとかわらない速さでとことこと進んでいく。

「千と千尋の神隠し」で、海面と海中を列車が走るシーンがあるが、ここのトロッコがモチーフになっているらしい。

海中の水族館にも入り、地味だがうまそうな魚達を見物。

ジェッティ先端の海底水族館。水槽ではなく、外の海です。魚から見ると人間が檻に入っているように見えるのでしょう。

 

帰りは、トロッコの発車時間を待つより、歩いたほうが早いということで歩いて帰りました。

そのときスイムのコースどりと、遠くの目標を確認しておいた。

波が高いとブイが見えない。

遠くの丘の大きな目標を見つけておくことが大切。

遊んでばかりいるのではありません。

昼飯は巻き寿司をやっているテイクアウトの店がある。

これはダイナスティの並び向かって左2−3軒目にある。

そこで海苔巻きをかって済ませた。

ついでに翌日レース当日朝の食事分も買っておいた。

やっとありついた米の飯。

腹に溶けるようにしみこんでいく。

昼からは、バイクと、バイク、ランのトランジッション用品の預託。

後は体を休めて明日に備えるだけ。

 

ゴールゲートで。なにがあってもここをくぐるぞ。だいぶ天気がよくなり、少し暖かくなってきた。予報では明日は晴天で暑くなるらしい。

 

体が重い。微熱がある。頭痛がする。腹がゆるい。

昨日から食欲がないと思っていたら、風邪を引いたようだ。

柴胡桂枝湯を飲んで、ひたすら眠る。

ちなみにこの薬はドーピングに抵触しない。

葛根湯はドーピングになるので注意が必要。

夕食はダイナスティでとる。

ビールで流し込むように食べた。

早めに眠る。

明日になれば風邪は治っているだろう。

 

12/9()

3:46起床

海苔巻き寿司をチンして食べる。

普段はトランス脂肪がどうのこうのと騒いでチンしたものは食べないが、そんなことは言ってられない。

ホテルの朝食はパス。

幸い天気はよく、暖かい。

風邪はおおむね峠は越えた。

腹のゆるさが気になるが、頭痛と熱はなくなっている。

レースはできる。

ただ十分に食べていないのが気になる。

2010年のチャイナでも前の日十分食べられなかった。

http://www.hakodate.gr.jp/athlete/report/2010/2010ironman-china/2010ironman-china.html

タイムアウトしたが、夜中まで走りきった。

こういった経験は財産です。

なんとかなるんじゃないかなと思える。

ウェットスーツを着たまま、ホテルを出て、トランジッションに入る。

バイクの空気を入れて、エイド物品をセッティングして、あとはスタートを待つ。

タイヤの銘柄はベロフレックス。とてもしなやかだが、天然ゴムのためか空気が抜けやすい。前に長時間試走したとき、一気圧抜けたことを思い出し、ベストは8気圧だが、前8.5気圧。後9.5気圧入れた。最初は固めだが、レース中盤からちょうどよくなるだろうと計算した。

この時間帯はたっぷり時間があるようで、容赦なく時間は過ぎて、あっという間にレーススタートとなる。

 

スイム編:

545 スイムスタート。ホーンがなる。

横に広く広がっているので人数の割りにバトル密度はそれほど高くない。

マッキーが横に見えた。

ずっとリードしてやろうかとも思ったが、体調がよくない。スイムで時間をとると、自分の完走が危うくなる。

淡々と泳ぐ。すこし波がある。

 

ヘッドアップは、波で体が沈んで、浮かび上がりそうになったそこで顔を上げるとちょうどタイミングよく波の頂点で顔が上がる。

波の頂点で顔を上げると、波の下りで顔が上がり、次の波をモロに顔に浴びる。

ここら辺の要領はマッキーはまだ十分わかってないのだろうなと少し心配する。

ハワイコナの海で3.8キロ泳いだ経験が役に立った。

 

沖に出ると波はさらに強くなった。

海草は岸に向かってなびいている。接岸流だ。

折り返してからは楽なはず。

まったくだるさなど感じなく、気合が入る。

よし、スイムは大丈夫。

この元気ならバイクもスタートできる。

まあ、ともかくあきらめないで、いけるところまで行ってみよう。

スイムコースはジェッティの周りを反時計回りに1周するもの。

左顔上げなので、ジェッティが常に視界にはいり、蛇行などの無駄なく進める。

折り返す。

朝日がモロに視界に入る。まぶしい。

前はちょうどジェッティの影の部分をうまく泳いだはずだ。

しかし、影の位置と泳ぐコースがうまくあわせられない。

右顔上げにして対処する。

 

10分くらい我慢すると、太陽の位置もかわり、左顔上げでも目に入らなくなった。

古いジェッティの海底遺跡もよい目印になっていたが、今回は目に入らなかった。工事で取り去ったのかもしれない。

折り返しから、接岸流で楽になることを期待していたが、今度は、東から西に向かう横向きの流れに変わってきた。

最短距離からずれないよう気をつけながら泳ぐ。

 

スイム終了。

1時間35分。ベストタイムに近い。

これならマッキーも2時間以内にあがれるだろう。

そう想像した。

シャワーでウェットスーツの下に着込んだバイクウェアの潮を十分に流して、

トランジッションへ。

 

スイム

槇本 美恵子   20442

槇本 深           13528

 

バイク編:

ぬれたバイクウェアは体温を奪う。風邪は大丈夫か?

乾燥した空気は10分少々で完全に乾かしてくれるはず。

風邪は治っているようだ。

後は腹だけ。

大丈夫スタート。

がんばるな!

先は長い。

あせるな!

と心に言い聞かせ、

いくら抜かれても気にしないでゆっくりとバイクスタート。

 

全部で3周回するが、1周回目は流そう。

あとは体調を見ながらだ。

タイヤの空気圧が高すぎた。

林のなかのラフな舗装面に行くと、ギア2枚分くらいスピードが落ちる。

前はギア一枚分ですんだと記憶している。

 

明らかに走行抵抗が大きい。

舗装が真新しく、表面仕上げ無しの多孔質の粗い面がむき出し。

古い舗装なら、車のタイヤの痕がつぶされて幾分スムースになるのだが、真新しくてもろにごつごつしている。

空気圧も高すぎた。

暑いので、涼しいときに入れた空気が膨らんでいるのだろう。

しかしバルブを緩める冒険はできない。

空気が抜けることを計算にいれる必要はなかった。

抜けと、暑さの膨張が相殺する。

適正気圧だけ入れておけばよかった。

せっかくのいいタイヤの持ち味が出せなかった。

今後の教訓としよう。

 

海岸レッグ往復約10km。

ここでマッキーに会わなかった。

すこし遅れているのか?

続いて林レッグ、往復20km。

ここでは絶対にすれ違うはす。

ここでもマッキーに会わない。

これはスイムでだめだったのか?

おおいにへこんだ。

気を取り直して、バイクをこぐ。

昨日までの寒さとは打って変わって、今日は暑い。

しかし空気は乾燥しており目に見える汗はかかない。

これが曲者。

確実に目に見えないで塩分と水分はどんどん失われているはず。

腹は半分壊れているので、少しずつ少しずつ無理しないで補給する。

壊れた腹からの水分吸収効率は悪い。

補給を怠ると脱水は必須だ。

無理に詰め込むと拒否反応が起きて、腹が下ったり、吐いたりしかねない。

そうなると脱水が避けられなくなる。

補給だけは少量ずつ無理せず、こまめに。

エイドごとに、バナナかビスケットの固形物を必ず食べる。

いやでも食べる。

ボトルは水とゲータレードを交互に取る。

水のほうが飲みやすいが、決して水ばかりではいけない。

 

1周回目が終わり、2周回目に入ったところでマッキーとすれちがう。

よかった。

大幅に出遅れてはいるが、ともかくスイムから上がれたのだ。

ハワイはちょっと無理だろうが、入賞くらいはできるだろう。

2周回目、そろそろ本気を出していこうか?

心拍は130を前後している。

余力は十分。

しかし、おととい30kmアベレージで試走したあの体の切れがない。

 

すばやく、予想タイムを計算する。

7時間20-30分くらい。

大丈夫、ランに十分時間は残せる。

ひたすらバイクは流すことに決め込む。

 

3周回目。最終ラップ。

コース上にまだ結構バイクがいる。

抜きもせず、抜かれもせずのペースで淡々と進む。

がんばるな、冷静になれと心に言い聞かせつつバイクは終了した。

 

バイク

槇本 美恵子    70617

槇本 深           72616

 

 

ラン編:

バイクで着ていた、白い長袖のアンダー。

このいでたちが、一番太陽疲れしない。

空気抵抗も少ない。

なりふり構わず、一番パーフォーマンスがよいと判断して

バイクに採用した。

かっこ悪い。

トランジッションバックには着替えがある。

蛍光オレンジの半そでに着替えるか?

いや、今日の日差しは半端ではない。

長袖で覆っているほうが太陽疲れしない。

そのままでいく。

下は、夜は冷えるだろうから、バイクパンツを脱いで

七分スパッツに履き替える。

キャップはハワイで買った、日本兵帽子。

横から後に長い覆いがついている。

これに氷を入れれば大いに涼しいはず。

 

ゼッケンベルトにジョミや塩サプリをしこみ、さあスタート。

ランエイドには、十分なスイカが置いてあって、大いに癒された。

キロ11分で大体制限時間ぎりぎりとなる計算。

キロ10分ほどのペースを刻む。

少し貯金もできてきた。

しかしおなかがゴロゴロなる。

トイレで用を足す。

急いだつもりでも4分ほど無駄にしている。

貯金があっという間になくなってしまう。

一度用を足すと5キロ走ってためた貯金がなくなる。

キロ10分ならそんなに苦しくない。

大丈夫持つ。

おなかのことを考えないよう、できるだけ応援に愛想よく答え、勤めて楽しんで走る。

娘も応援に来ていた。

 

2周目一回目にトイレに入った場所が近づくと猛烈に催してくる。

貯金がなくなると悲しみながらも、仕方なく用を足す。

その後は、身も心も軽くなるのだが。

なくなった時間の貯金がもったいない。

 

相変わらず、日差しは強く、暑い。

帽子に仕込んだ氷が溶けて、冷水が満遍なく滴り落ちてくる。

胸くらいまで冷水に浸される。

そこから下は、乾燥している。

うまい具合に、胸から上を冷やし、おなかは冷やさない。

絶妙の氷の量を見つけた。

3周目すこし疲れたのかキロ11分にペースが落ちる。

やばい、貯金できなくなった。

同じくトイレでロスタイム。

 

4周目はロスタイムが許されない。その分タイムオーバーする。

4周目は何があってもトイレをパスすると心に決める。

何があってもとは?

そう何があってもです。

ゴール後

Don't touch me!

と叫んで逃げていこう。

 

あれこれ最悪の事態をシミュレーションし、すべてを受け入れる覚悟を決めたのでした。

覚悟を決めたとたん、おなかのごろごろが止まったような気がしました。

最終周回、4周目、そのトイレが近づいても、催さなかった。

やはり心理的影響は大きい。

行かないと決めたら催さないものなのですね。

最終ラップだと思うと気も軽くない、また夜になって涼しくなったこともあり、再びキロ10分ほどにスピードアップした。

やがてゴールの明かりが見えてくる。

ゴールアナウンスも聞こえてくる。

小島さんがゴールしたようだ。

ひときわ大きな歓声が沸いた。

日本選手団の誇り小島さん、調子悪いなりに無事完走できた。

小島さんはこれで来年のハワイを確保できた。

今度はわたしの番。

 

ゴールの花道。

ハイタッチして愛想を振りまきながらゆっくりと進んでゴール。

プチハワイの盛り上がり。オージーたちは乗りよく盛り上げてくれる。

この時点で最終ランナーかと思っていましたが、あと二人ゴールできたようでした。

幸い逃げ出さなければならないような事態は起こらず。

ゴール後のしばしのリラックスタイムを楽しめました。

ゴール後、かぼちゃスープを2杯ほどもらって一休み。

あとはホテルに戻り、シャワーを浴びてすっきりする。

バタンキューと眠りについた。

店はどこも開いていないので、あらかじめビールとカップ麺を買って用意しておけばもっとよかった。

このときの一杯のビールとカップ麺は何者にも換えがたい美味なるものなのです。

 

ラン

槇本 美恵子    52642

槇本 深           73615

 

総合

槇本 美恵子    145456(カテゴリー2位)

槇本 深           165451

 

 

 

アフターレース編:

12/10()

翌日は娘とオプションツアーで、マーガレットリバーワイナリーを回った。

マッキーはカテゴリ2位との事で、いちおうロールダウン会場に行く。

千尋さんがガイドで詳しく現地の事情なども教えてもらった。

パースは空前の鉱山景気で沸き立っており、いまや人口200万を超えた。

毎週千人の割りで人口が増えつつある。

鉱山労働者は、年収1千万円近い。

健康で運転免許証を持っていればだれでもなれる。

最低賃金時給20ドル。都市部では30ドル。

オーストラリアは最近とみに羽振りがよい。

カンガルーはちょっとした大きな原っぱや森があれば夜に見れる。

草むらは毒蛇に注意。

海の沖はサメがいる。

 

イベントのときは、ヘリコプターで監視している。

近づいたらモーターボートで追っ払っているらしい。

個人的にアイアンマンのコースの試泳はしないほうがよい。

平均的な家は土地が300坪、平屋でゆったり。

留学の方法。

留学に続いて、牧場で一季節働くと、就業ピザを獲得できる。

などなど。

きれいなワイナリーを見てまわり、試飲もする。

レース後の開放感もあり、ワインがうまい。

それだけではなく大切にストレスなく保管されているワインは、

確かにとてもうまい。

地ビール工場にも行き、工場内のレストランで、ビールをやりながらカンガルー肉を平らげた。

カンガルーのステーキです。

 

この肉はこちらでは珍しくレアーに焼いてあった。

久しぶりにジューシーな肉が食べられた。

 

夜はアワードパーティ。

マッキーの表彰

左から1位のMs. Pamlla Williams, Mieko Makimoto, Kimiko Matsuda

 

小島さんの表彰

小島さんはカテゴリ一人だけ。

プロのチャンピオンに対するよりも大きな拍手。

一番大きな拍手とスタンディングオペレーションが起こった。

押しも押されぬ西オーストラリアの顔。

 

赤浜さんの表彰。左から二人目。

 

他、

ハワイスロットは、M55以後全部日本人男性が独占。

ほとんどはロールダウンを待たずに自力奪取したもの。

あらためて日本人のシニアパワーを見せ付けたのでした。

奥さんの権限が強く、

オージーの男性は首位でもなかなかハワイにいけない。

奥さんの説得という、4種目の競技に勝たなければハワイにいけないらしい。

男性のほうはロールダウンが結構あったようです。

逆に女性のほうは自分が決定権を持ってるので、ロールダウンはひとつもなかったそうです。

アワードが終わるとメルトダウンのディスコパーティ。

 

せっかくなので、すこし踊って雰囲気を味わってから帰路につく。

夜には千尋さんに教えてもらったカンガルー出没スポットに行ってみた。

原っぱに野生のカンガルーが50頭ほど群れをなしていた。

カンガルーは約30mの距離を保ち、それ以上近づくと離れていく。

近くで見れないが、それでも動物園ではなく野生のものを直に見れたので感激した。

お肉を食べちゃってごめんなさいね。

夜の原っぱには野生のカンガルーが群れをなしている。柵は道路にカンガルーが飛び出さないためのもの。光っているのはカンガルーの目です。

 

暑さ、高波、腹壊し、いつ脱水で倒れるかわからないようなコンディションであったが、がんばらないで補給をまめに取り、慎重にレースを運び、何とか時間内完走することができた。

調子が悪いなりにまとめあげる。

このような体験もひとつの貴重な財産になったと思う。

 

 

宿泊したエスプラネードホテルの中庭にて。みな中庭で会うし、食堂でも会うし、よく会う機会が多く日本人選手団同士とても仲良くなれます。他の大会にはない魅力のひとつでもあります。ここで紹介しきれないほど、いろんな人と出会いお友達になれた。

 

オーストラリアの12月というと、真夏のサンタクロースです。

完走の喜びは真夏のサンタの贈り物。パース空港にて。

 

1213日に来年のエントリーがwebで始まりました。

さっそくエントリーしました。

オーストラリアの大会が4つもできたので、さすがに去年のように2時間でSOLD OUTはしなかった。

しかし3-4日でSOLD OUTした模様です

オージーはとてもフレンドリーで日本人にも熱烈に応援してくれる。

そういう意味ではアウェーという感じではない。

しかし、食事に関しては完全にアウェー。

焼き過ぎ、煮過ぎの料理ばかり。

ジューシイさと正反対のハードボイルドな食事ばかり。

体調がよければ何とか食べることができるが、ちょっと調子を崩すとまったく受け付けなくなる。

そうすると体調の悪化に拍車をかける。

心はホームでも、食事はアウェー。

それを心して、来年は綿密に、持ち込み可能なレトルトやインスタント食品、漬物などを用意しておこう。サトウのごはんをはじめとして味噌や、キムチ、梅干、ふりかけなど食べなれたものを持っていこう。

今までも食品は税関で隠さないで、進んで見せればたいていは大丈夫だった。生きている種子と土とBSEがらみで肉の持ち込みにうるさいが、他の生ではない加工食品は申告すれば大丈夫と思われる。

 

おわり


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