異種目2連戦
〜ツールド北海道&ニセコマラソン〜

ツールド北海道個人ロードレース35km編
2006/9/16

〜By Noriyuki Maeda〜


個人ロードレース記録
60km35km
コースMAP(35km)Photo Gallery |

9/16,17はツールド北海道とニセコマラソンの2連戦、しかも異種目のレース2連戦は初の試みだ。
この連戦には、しんちゃん、イシヤン、ヒロコちゃんも参戦、ヒロコちゃんは18日のクリテリウムも参加するので、3連戦となる。
ツールドは個人ロード35kmBクラスに参加。オロロントライアスロン以来の遠征で、4人とも楽しみにしていた。

前日の夜8時頃に函館を出発し、三笠道の駅で車中泊したのだが、国道沿いなのでトラックの騒音がひどくてほとんど寝れなかった。
隣ではイシヤンが、グーグーと高いびきでぐっすり眠っていた。(うらやましい)
AM6:00頃起床し、隣イオンの駐車場で朝食をとった。ここで桂沢キャンプ場に宿泊していた、しんちゃん、ケコちゃんと合流。
イオンのスーパーは24時間営業で、朝食を調達できたので助かった。
朝食後、早めに受付会場の三笠市総合運動公園へ移動。

AM7:30頃受付会場に到着。我々はBクラスなので8:00からの受付なので余裕である。
僕とヒロコちゃんは2年ぶりだが、しんちゃんとイシヤンは初ロードレースなのでワクワク半分、ドキドキ半分ではないだろうか。
駐車場から受付会場まで500m以上あるので、戻らなくてもいいように準備をして自走する事にした。駐車場の向かい側には函館のブレッツァチームがいたので、知人のY田さんへ挨拶。このチームは函館でもTOPクラスである、ツールドもAクラスに参加する選手が多いようだ。

AM8:00過ぎ、受付をしてゼッケンとICタグ、参加賞を受け取る、今年の参加賞は真っ赤なTシャツだ。ICタグは以前は着けていなかったと思ったが、これをつけていれば記録が早く出るのでいいかも。
車検に続いてタグをつけた後、指定のトラックにバイクを預けスタート地点まで輸送してもらう。自分達は送迎バスに乗り、スタート地点まで移動だ。時間的にはかなり余裕があった。

AM9:15送迎バスが出発、約50分でスタート地点の三段滝パーキングに到着。途中コースをチェックしていたが、結構アップダウンがありそうだ。2つあるトンネルが峠の頂上らしい。
駐車場で先ほどのトラックからバイクを受取り、その後出走サインをする。これは決められた時間内にサインをしないと失格になってしまうので注意しなければいけない。

スタートの10:50まで、まだ時間があるので軽くウォーミングアップをする。思ったほど勾配はきつくなさそうだ。周りを見ていると、みんな凄く速そうな人ばかり。
スタート時間がだんだん迫ってきた。b−4〜b−7のクラスが順に1分間隔でスタートするが、その前にAクラス(60km)の選手達が通過するの待つ。

先頭集団が来た!たしかアダムが出ているはず「あー、いたいた。アダムー!!」6番目くらいを走っていった。アダムはオロロントライアスロンリレーの部に参加してもらったが、パンクで悔しい思いをしている。何とか優勝を狙ってもらいたいものだ。
その後、2〜3人のグループがポツリポツリと通過していくが、その度にスタート待ちの選手達から、大声援と拍手が送られる。通過する選手達は少し照れながら走り去っていく。彼らは三段滝で関門があり10:50までに通過しないと、そこで失格となる。時間ギリギリでやってくる選手達に、スタッフが「そろそろアシ切りするぞー!!」と檄が飛ぶ。

いよいよスタートだ、そばにいたシンチャンとイシヤンのフロントギアを見るとアウターになっている。自分は安全策をとりインナーにしていたが「さっき試走したけどアウターでも大丈夫だよ」と言われ、優柔不断のMAEちゃんはすぐさまアウターに切り替えた。(^_^;)
先にb−4クラスがスタート!最後尾近くにいた選手がいきなり落車した。「あ〜あ、やっちゃったぁ・・・」自分も気をつけよう。

いつの間にかb−5クラスの最前列にいたが、今さら下がれない、このまま行くしかない。スターターがすぐ左にいるので、秒読みがはっきり聞こえた。
直後の落車は避けたい、慎重に行かなきゃ。10秒前・・・5・4・3・・・パーン!各車一斉にスタート。いよいよ闘いが手始まった。
いきなり2番目だ、始めから先頭を引くつもりはないので、後ろから来た選手をやり過ごし7〜8番目に位置をとった。
峠頂上のトンネルまで約11kmの上りが続く。自分としては上りが苦手なので、なんとしてもトンネルまで集団についていけば何とかなると考えた。
一列縦隊でスピードが上がる、風の影響はあまりないようだ。

5km過ぎた辺りだろうか、突然左前方の選手が落車した、とっさにセンターライン側にかわし難を逃れた。後方から「ガシャ、ガシャ!」と自転車がぶつかる音がした。
スピードを緩めチラッと後方を確認したが、数台が犠牲になったようだ。落車に巻き込まれなかった10台程がチャンスとばかりに走り出した。それに遅れまいと後ろについてスピードを上げる。
シンちゃんと、イシヤンが落車に巻き込まれたかもしれない、大丈夫だろうか?と心配しながらペダルを回す。

上りはさほどきつくない、このまま第1集団の中トンネルまで持ちそうだ。
b−5クラスは初心者が多いためか先頭交替があまりない。自分が先頭に立つこともなく、比較的楽なペースでトンネルまでたどり着いた。まずはホッと一安心、第1目標クリア。
キムントンネルと三芦トンネルを2つ越え下りに入る。集団は一気に加速し、高速巡航。大きなカーブでは警察が対向車を一時停車させて、集団の通過をサポートしてくれる。(ありがとう道警さん!)停車している車から写真を撮っている人もいる。「うーん、スターになった気分、気持ちがいいもんだ」

途中で年配の選手がアタックをかけた、しかし追うものは誰もいない。自分も「これならすぐに吸収できる」と思っていた、たぶん他の選手も同じ考えだったのだろう。そのうちアタックをかけた選手は見えなくなった。
第1集団は先頭交替が少ないためペースが上がらない。先頭の選手が疲れても2番手の選手が前へ出ないのだ。とうとう楽々ペースに落ちてしまった。(サイクリングか?)
このままではさっきの選手に逃げられてしまう、しびれを切らして「おーい、先頭交替してペースを上げるぞ〜!」と後方から叫んだ。
中盤にいた選手が先頭に出て、ペースが上がった。桂沢キャンプ場過ぎて、ようやく前のクラスのグループと一緒に走っていた、年配の選手を吸収した。

この集団に何人の選手があるか把握はできないが前進あるのみ。桂沢を過ぎてから小刻みなアップダウンが数箇所続く、その度にちぎれないように必死でペダルを回すが、太ももがパンパンに張ってきた。乳酸もだいぶ溜まってきたようだ。
あと2kmの表示が見えた。先頭集団のペースが更に上がる。引き離されないように必死で食い下がる。これが最後かなと思われる坂が迫ってきた。周りの選手もそのままのスピードを維持しながら上っていく。自分もこれが最後だろうと目一杯回し、何とかクリアしたが、ここで緩めるわけにはいかない。その後右カーブの下りが見えたのでシフトアップし一気に加速。

あと1kmの表示が見え、その先に今朝の駐車場があった。その先には橋があり右折してゴールまで500m余りだ。
橋を超え右折してから勝負のラストスパートと決めていた。しかし、先頭はすでにかなり前にいて追いつくのは無理、出遅れた。せめてすぐ目の前にいる選手を一人でも多く追い抜く事を考えなければ。
ゴールまで500mの表示が見え、前の選手を抜きにかかるが乳酸が溜まり足が回らない、仕方がないのでピタリ後ろに付き、ゴール直前で抜く作戦に変更。
しかし、結局ゴール直前になって、抜くだけの余力が残っていなく、そのままゴールラインを通過。僕のツールは終わった・・・。
Aクラスの選手とゴチャゴチャになってゴールしたので、自分が何位なのかは分からない。

総合運動公園に戻るまでの間、35kmを全力で戦った選手同士、お互いの健闘を称えあう。途中アタックした選手がいたので声をかけた「いやー、凄いアタックでした、そのまま逃げられるかと思いましたよー、どちらから?」「いやー、それほどでもないです。千葉からきました」「へー、随分と遠いところから来たんですね、本州だとレースの数も多いんでしょうね」などと会話を交わす。先頭集団で戦ってきた選手同士だが、レースが終われば逆に親近感が湧く。

公園に着くとAクラス参加のアダムとマルコムさん、タケシ君がいた。アダムに結果を聞くと「優勝した!」との返事「おおー、優勝かい、やったねー!」
彼はオロロントライアスロンリレーの部でバイクパートを担当したが、2度のパンクで不本意なタイムだったので、結果が出せてよかった。

その後、シンちゃん、イシヤンが帰ってきた、落車によるリタイヤは免れたようだ。ヒロコちゃんも戻ってきた、札幌のK島さんと一緒だ。

表彰式会場でシンちゃんから7位だったと聞かされた「えー7位なの?6位まで入賞だよね、悔しいな〜」しかし自分としては10番台だと思っていたので、意外な成績にちょっとビックリ。
成績一覧を見に行ったが、何と6位との差はわずか0.4秒だった。
とほほほ・・・、あの時もっと余力が残っていればなぁ・・・。しかし、これが今の自分の実力なのだ。

一昨年の時から比べれば、第1集団でゴールできた事は大きな収穫である、良しとしよう。来年は道南開催だ「今度こそ入賞を狙うぞ!」と心に誓う。

女子の部では今回函トラの紅一点ヒロコちゃんが2位入賞だった、アダムに続き入賞とは嬉しい限りだ。

表彰式終了後、明日のニセコマラソン開催地であるニセコへと車を走らせるのであった・・・いや、宿泊地はヒラフスキー場の麓にある民宿「旅の交差点」だった。
明日のニセコマラソンも頑張るぞ〜!!

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