第20回日本海オロロンライントライアスロン大会出場レポート
RACE NO114 
By Akihiro Tada
2006.7.27


「コータローの初ロング挑戦記」へ「MAEちゃんのオロロントライアスロン回顧録へ」スギ様レポート



私はトライアスリート的基礎体力が不足しているのにもかかわらず、今年で幕を閉じる日本海オロロンライントライアスロン大会(スイム2kmバイク200.9km、ラン41.8km)に出場してしまいました。
結果はゴールタイム13:37:01体重80kg以上の体に引きずりながらゴールにたどり着きました。

大会当日の早朝、スタート準備に取りかかると、いつものように緊張のあまり吐き気をもよおす。
今回は函館トライアスロンクラブ(函トラ)メンバーとして参加させて頂き、声を掛け合っているうちに緊張が和らぎ吐くまでには至りませんでした。
やがて選手同行している沖縄の金城さん野沢さんとともに最前列でトップアスリート張りにスタートを待っていたが、スタート1分前に一人スルスルと後方にさがりスイム開始。

スタート直後、今年4月の宮古島大会でスイムリタイヤの苦い記憶が蘇る。海での泳ぎには不安を感じていたが、クラゲの大群が気になり不安はどこかにいってしまいました。
競泳バトルは回避して、なるべく選手との接触を避けながらアウトコースを泳いで行く。
スイムコースのコンディションは、水温は程よく、波も緩やかで泳ぎやすい。スタート時の緊張は後半全くなく、無事スイムフィニッシュ。タイムは44分26秒

トランジットでのバイクウェア着替えには、私の場合は更衣室で完全丸着替えなので、約10分程度要する。
バイクスタート後、本番レースで初めての落車を経験する破目になる。
タイヤとチューブは新品に交換してレースに望んだはずだった。
約40km地点、時速30キロ前後、突然バイクごと右側に滑り込むように転倒し、車道に飛び出してしまった。
転倒した瞬間は何が起こったかさっぱりわからなかったが、車道に転げ落ちたドリンクを走行中の自動車を止めて拾いに行ったことだけよく覚えている。
バイクを確認するとチェーンがはずれ、前輪がパンクしている。ハンドルバー(アーム)が強く握りしめていたせいか左側に少しねじれていた。それ以外は無事、なんとかなりそうだ。
これは推測ですが、車道外側の白い車線付近は舗装あとの1cm程度段差があり、その段差に乗り上げた一瞬、前輪がパンクして転倒したと考えられます。

パンク修理に少し手間取ったが、気持ちを持ち直してリカバリーに成功。
ロスタイムは修理時間と足のケガの処置で約30分程度。この時点でほとんどビリになってしまった。
予定ではゴール制限時間まで6時間を残してランスタートする計画だったが、こうなったら、とにかく早くバイクフィニッシュを目指す。
ランでの疲労は度外視してぐんぐんペダルを回し、かなり抜いていった。快調に飛ばして制限時間まで5時間半を残しバイクフィニッシュ。タイムはスイム+バイクで8:27:45

ランスタート(ランウェア着替えでも約10分程度要する)、更衣室から出た瞬間「足が重い!」バイクで飛ばし過ぎたせいだろう。
スタートして間もなく函トラ応援団の声援が聞こえたのでスクッと背筋を伸ばし笑顔で答えたが、50mも進まないうちに笑顔は消えていました。
「とにかく暑い!汗が噴き出る」私は体重が重いためもともと汗が多く、暑さが最大の敵である。
さらにバイク転倒時に擦り剥いた右膝の下あたりが直射日光に照らされて焼けるように痛い。
いずれにせよエイド(給水所)での補給と体温調節が完走のカギとなる。それにしても暑い!エイド間は2〜3kmしかないのにすごく遠く感じました。

ランでの最大のピンチは中盤に訪れてきました。15km地点辺りからアップダンウの連続による疲労と暑さのため、戦意が喪失してきました。
あきらめそうな気持ちに自問自答し、罵声を浴びせたり、お前なら出来ると励ましたりする。
今回のレースに向けて5ヶ月前から自分なりの準備をしてきた。あきらめない気持ちは練習量に比例する。‘エイドまで500m’の看板が息を吹き返させ、気がつくと初山別の関門にたどり着いていました。

あと残り20km、残された時間は約3時間
疲労に加えて足はパンパンに張って屈伸ができず、走りきれるか自信がない。そこで2つルールを決めることにした。
ルールその@エイド以外は絶対に歩かないで走り続ける。
ルールそのA決して自分からはリタイヤしない。
この時点で私にとってエイドは小さなゴールになる。エイドに着くと水分を補給し、水をかぶり、少し歩き、呼吸を整えて走り出す。これを繰り返す。

太陽が沈み始め頃、復調の兆しが見えてきました。
気温が下がり、暑さから解放されて走るペースが少しだけ上がってきた。
これなら行けるかもしれない。でもまだ油断できない。やがて暗い道の先に町の明かりが見えてきました。
ゴール手前で函トラ応援団の声援が聞こえたのでスクッと背筋を伸ばして笑顔で答えました。
ロングディスタンスは、1年4ヶ月ぶりの完走でした。

多田明広の記録
ゼッケン114
SWIM 44:26
BIKE 7:43:19
RUN 5:10:06 
TOTAL 13:37:52
男子の部順位 231位




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