2006函館ハーフマラソン
〜MAEちゃんとスギ様ゴール前100mのスプリント勝負〜
By Noriyuki Maeda
2006/9/24
参加者1,650人、完走1,449人
10時現在 天候:晴天、気温:19.5℃、湿度72%、南西の風0.9m

|Photo Gallery|Ahtlete-Net、HTCメンバーの記録|
| 澄みきった秋晴れの下、千代台陸上競技場から1560人のランナーが号砲とともにスタートした。 地元函館で唯一の陸連公認ハーフマラソンということで、地元道南のランナーは見んな気合が入っている。 自分は去年8月のオロロントライアスロンでふくらはぎを断裂し、函館ハーフマラソンも10kmで止め、応援に回って寂しい思いをした。 オロロン同様函館ハーフもリベンジを誓っての参加である。 7月、8月と徐々に調子も上がってきている。先週のツールド北海道、ニセコマラソン10kmも良い結果が出ているので、函館ハーフも目標の1時間半を切りたいところである。 ![]() 天候は晴天。会場に着いたときは比較的涼しくそれほど暑さは感じなかった、しかしスタート直前トラックに並び、じ〜っと待っていると、直射日光でじわじわと頭や首が熱くなってきた。エイドでしっかり給水、冷却しないと後で付けが来る。 6月の長万部毛がにロードレースでは前半ペースが速くて、15kmでつぶれてしまった苦い思いがあるので、序盤は5km21分半くらいのペースで行き、後半にかけようと思う。10km42分台で行けば何とか1時間半を切れそうだ。 それから、ガス欠もあったのでレース直前にしっかり補給、念には念を入れカーボショッツとBCAAの錠剤を、後ポケットに忍ばせておいた。 5km手前ヒロコちゃんを発見、オロロンのお返しで「あー、ヒロコに追いついちゃった!」と言おうとしたが、しぶといヒロコちゃんのことだ、後半で逆転されるとかっこ悪いので止めた。 5kmのスプリットタイムは21分02秒、予定よりちょっと良いタイムだ。 青柳町電停手前で折り返した選手が続々とやってくる、アスリートネット仲間では丹代さんが調子良さそうに飛ばしていった、良い順位につけている。 まもなくヤマちゃんが続く。 谷地頭電停の折り返しでは、仲間との距離がどれだけ離れているのかチェックできる。高谷会長は200m〜300m前にいた、ウエアが派手なのですぐ分かる。 栄町辺り(7Km位)で棟方選手に追いつき、しばらく一緒に走る。そのあとM谷さんが軽やかに抜き去っていったが、そのペースには付いていけない。 沿道で会社の人が応援してくれたので手を振り応える、結構こちらから応援の人を探す余裕もまだある。 このあと松風町の交差点から大森稲荷神社方向に右折、ここから来たルートから離れ、湯の川の折り返し地点に向かって海岸線を走ることになる。 海岸線に入り風が気になるところである。例年、浜風が選手を苦しめるルートだ。 大森稲荷を左折し宇賀の浦中学校前(9km位)で、後方からシンちゃんが上がってきた、ふと気がつくと隣にはスギさんもいるではないか、更にその後にエンドウさん。 「うわー、すげー身内の戦いだ!」100m程先にはM谷さんも見えている。 シンちゃんの後に続き10km地点、ラップは21分47秒、スプリット42分50秒 ほぼイーブンペース、これなら何とかなりそう。この200m先に給水ポイントがあるので、サプリメントを補給。まずはカーボショッツ、相変わらず甘ったるい、続いてBCAAの錠剤2粒を口にほおばり、左右で1錠ずつ噛み砕く、その後更に2錠。 これはかなりテクニックがいる、呼吸が苦しい・・・ウグッ!(゜o゜)「鼻が詰まったランナーは絶対無理だろうな」などとくだらない事を考える。 よーし!これで後半ガス欠はないだろう。 その先に啄木公園があるがここは応援がかなり多い。この海岸沿いは通称「いさり火通り」を言われ、イカ釣りシーズンともなると津軽海峡の水平線に、煌々といさり火が見える。 しばらくシンちゃんが先頭を引っ張り、その後を3人が追走する、なかなか良いペースだ。 広野町の競輪場通りを過ぎた辺りで、トップ集団が向かいから来た、かなり速いペースのようだ。すれ違うポイントがいつもより少し手前である。 その後、湯浜で仲間達が走り抜けていく。丹代さんは以前、好位置につけている。 ![]() 折り返し少し手前(13km位)平成館前で専属カメラマンのイシヤンが待ち構えているのが見えた。シンちゃんの左側に並び、ベストポジションでパチリ! 折り返しが見えてきた、その手前に給水ポイント。紙コップを取り、一口だけ含んだ。 大きな3角錐を左回りに折り返す。少し風が出てきた、向かい風だ。 ここでスギさんが前に出たのでピタリ後につく、ここからコバンザメ走法に切り替えた。 折り返してからは選手達に疲れが出てくる頃なので、だんだんペースが落ちてくるものも多い。ここからが勝負だ。 ここは共同戦線ということでスギさんと協力しながら走ることにした。 「スギさん先頭交替で行こう!」と言いながら、しばらく前に出れなかったが・・・。 エンドウさんはっこからペースを上げて先に行ってしまった。シンちゃんは後にいるはずだが、振り向く余裕はない。 往路を走ってくる選手が怒涛のようにやってくる、仲間には手を挙げ合図する。 15km地点、ラップ21分32秒、スプリット1時間4分22秒、ここまでもほぼイーブンペース。 広野町(16km過ぎ)で高谷会長に追いつき「一緒に行きましょう」とスギさんが声をかける。かなり脚が痛そうでそのまま後退かと思いきや、根性でペースを上げ「ハアッ、ハアッ!!」という高谷式の荒い呼吸で少し先に出た。さすが高谷会長。しかし、啄木公園辺りでついに後退。 ここまで来ればあと3kmくらいだ、宇賀浦町の大森橋を右折し亀田川沿いを走る。 右折してすぐ最後の給水がある(18.3km)もう給水はせずスポンジで頭、首、脚を冷やしてリフレッシュ、ラストスパートに備える。 亀田川沿いの共愛会病院までの約2kmは路面が粗く、途中交差点は若干盛り上がっている。ほんのちょっとの坂だが、疲労ピークの脚にはかなり堪える。 スギさんと並走しながらペースを上げた。 前を走っていたグランド走友会のセイコちゃんに追いついた。かなり辛そう、ペースがちょっとペースが落ちてきたかな「セイコちゃん、あと少しだよファイト!」と声をかけ前に出る。 共愛会病院前の右コーナーは、数メートルの上りになっていてこれがキツイ!それでも勢いをつけ一気に駆け上がる。 脚の疲労もピークに近い、あとは気力だ。ゴール1km手前、M谷さんが20〜30m先を走っている。なんとか追いつけそうだ。 短い距離でペースを上げ、少しずつ間合いを詰め、またペースを戻す。中島町のGSを右折して更に間合いを詰める、スギさんもピタリ追走。 競技場前の最終左コーナーを曲がって、スパートをかけようとおもったその瞬間「ピキッ!」右ふくらはぎがつった。マエちゃんピンチ!!ムムム、このまま失速して競技場で歩くのか。そんなのいやだー! 最後の最後に歩くわけにはいかない。少しペースを落とし「ふくらはぎチャン、あと500mだから何とかおとなしくしてね」と言い聞かせながら落ち着くのを待った。 競技場に入り1周回してゴールとなる。場内に入り100m程でふくらはぎも、おとなしくなった。 ![]() あと400m、ここでM谷さんの横に並び「トラック勝負だよ」と声をかける。「あー、またコバンザメだぁ」 M谷さんが残り350mで早くもペースを上げた、喰らいつくマエちゃんとスギさん。しかし残り200mでコースを譲り戦線離脱。 残り150mでスギさんに「100m走の緑ラインでラストスパート、勝負だよ!」 緑ライン残り100m「Gooo!」 マエちゃん、スギさん最後の力を振り絞り全力疾走。 すぐ前の選手をあっという間に追い抜き、ゴール直前50m ぐんぐんスピードが上がる。 スギさん2分の1馬身リード、いや2分の1人身か? マエちゃんも必死で追撃する、ふくらはぎが悲鳴をあげている「キャー!」 スギさん逃げ切るか、マエちゃんがまくるか。 力及ばずそのままゴォ〜〜〜ル! スギさんの勝ちヽ(^o^)丿 その差0.数秒(記録では1秒差) オロロンに続きまたしても勝利の女神はスギさんに微笑んだ。 しかし自分としては、目標の1時間半切りはできなかったものの1:30:54の好タイムだったので満足である。 仲間とのデッドヒートはおもろかったぁ(^_-)-☆ 来年こそは1時間半切り〜 |