2005アイアンマンジャパン五島長崎完走記
2005.5.22
By Kimio Kamada
総合記録13:14:47 総合435位 年代別20位(50代)
2005 Race Results


北海道は冬のバイク練習が出来ず、ちょっとハンディがあります。

例年通りだとアイアンマンジャパンに向けて何とか間に合うだろうと思っていましたが、今年は残雪が多く、寒さも居残り、なかなかバイク練習が出来ませんでした。
天気の晴れ間を見てはバイクで出かけましたが、寒さで身体は硬直し、涙、鼻水が止まりません。
また、雪解け水や雪が急に降ってきたりしてバイクも自分の背中も泥水だらけとなってしまいました。

トライアスロンクラブの皆はというと、本番はまだまだ先という感じで余裕です。
したがって、私自身も気分が今一盛り上がらないうちに出発となってしまいましたが、ジェットフェリーが福江港に接岸するころには、いよいよかと気合が入ってきました。
また、レジストレーションの時に貰った大会資料の中に、地元の小〜中学校の子供から「キバッテ下さい」、「五島の風になれ」等と手紙が3通も入っていました。

これで今まで眠っていたもの総てが一気に活性化され俄然戦闘モードに突入といった感じになりました。
 当日の朝、スイムの直前に雨。 
約9ヶ月ぶりにウェットスーツを着て試泳しましたが、体が浮く感じで、プールの練習よりは絶対タイムが良くなりそうな予感。
(しかし実際はあまり変わらなかった。オロロンではあんなに短縮したのに why?今でも原因不明。) 

試泳をして陸に上がると人がまばらです。スタートは陸ではなく沖合い約100m地点というのを思い出し慌てて沖へ。
真ん中ぐらいに位置しましたが、実力からして前過ぎると思い目立たない様に少しずつ後方へ移動、そうこうしているうちに汽笛が鳴り、一斉にスタート。

それと同時にいわゆるバトルに巻き込まれ、蹴られ、殴られ、2〜3人は私の上を乗り越えていきました。
私はスイムはダメですが潜るのは得意ですからパニックにはなりませんでしたが、そうでない人は溺れそうになるのではないでしょうか。

回りの人がわざわざ私のほうに向かって泳いできて邪魔をしているのではないかと勘違いするほどでした。
(後ですぐに私の方が遅くて邪魔をしていただけと分かりましたが.......) スイム3.8km(2周コース)はやはり長いです。
特に2周目再び海に入らなければならない時には気分的にはうんざりです。
それでも2周目になるとかなり泳ぎやすくなり適当に散らばった感じです。
やっと陸に上がりタイムをみると、1時間40分えっー、(プールの練習でも、もっと早い時があったのに!) 適当に散らばったんではなくて、置いてきぼりをくらっただけだ! 

バイクのトランジットに行ってまたまたビックリ。何とバイクがほとんど残ってない!(2割りぐらい) この時はさすがに少し焦りました。
そのためか、手袋を忘れ、さらにロスタイム3分。
 気を取り直してバイクスタート。
雨の中、早朝ということもあり、暑がりな私でも寒いくらい。まあ、北海道から来ていきなり暑い所で戦わされるよりはかなりましかと気持ちを切り替える。

バイクコースの特徴は島なので平坦な道路が少なく、峠越えが4箇所もあるということです。(1回目だけ違う所で、2回目以降は同じところをご丁寧に3回も越えます。) 
最初のうちは小さな坂もあまり気にならず峠越えへ突入。

1回目「まだまだ元気だぞ!」 2回目「ちょっと効いてきたかな」 3回目「かなりきつくなって来たなあ」 4回目「もう出涸らし状態、カンベンしてくれ!」 健康のためにスポーツをするなら、絶対に必要のないレベル。
普段の練習でも3回目の峠越えで、今日はやりすぎたから早く温泉にでも入りに行こうといった感じ。 (私の実力がないだけか.......) 
でも、頂上の手前で地元の中学生(?)がお祭りの時に使うような大きなうちわで一生懸命扇いでくれました。すると体のずーと奥に眠っていた補助エンジン(どこにこんなのがあったの)が作動し、何とか峠を越えることが出来ました。感謝感謝です。

その後残り約20kmのアップダウンを何とか乗り切りいよいよ得意のランへ。と言いたいところですが、足はほとんど残っておらず、スリ足走法というよりはベタ足走法で最終的にはハムストリングは健在のままでした。
反省点としてバイクの時、もっとハムストリング〜殿筋を動員して回すようなフォームの維持が大切かと思いました。

ランコースは比較的平坦だったので助けられた感じで、ただただ一歩また一歩と足を前に出すのみ。今度はどちらかというと精神的な忍耐がしいられます。
そんな中をまた助け舟,,,,,,,,。「201番 鎌田さん 北海道からわざわざありがとう!」の声援。えっ、ありがとうと言わなければならないのは俺の方なのに。
感激のあまり自然と目はウルルン状態。単にガンバレではなく、このように心のこもった応援を7〜8回は聞いたと思います。

人間何事にも感謝の気持ちというものは大切なことなのですね。
 ゴールでは島民の大歓声に迎えられてハイタッチの嵐でした。13時間14分47秒
つらく、苦しく、もだえにもだえ、でも楽しく、感動あり、島民のやさしさに触れた充実の1日でした。
ゴールの写真の私の顔が総てを物語っています。「大満足!」と。

 最後に、五島の名物をちょっとだけ紹介します。五島は海に囲まれているだけあって海産物が豊富です。
その他としては何と言ってもガンコロ餅と五島うどんでしょう。
ガンコロ餅はサツマイモが原料で噛んでいるとだんだんサツマイモの味がしてきて大変美味しいです。
レース中もエイドにあり、たくさん食べてエネルギーを補給させてもらいました。
五島うどんはコシがあり、南国のためか冷たいダシで食べます。
カーボパーティーで流しそうめんならぬ流し五等うどんをやっていました。
どちらかと言うとそば派の私でもこれならいけるといった感じです。

 休みさえ取れたら、また来年も行きたいです。皆さんもチャンスがあったら是非チャレンジしてみてください。



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